プランナー総括

第9回OMACHIロゲイニングにご参加いただきありがとうございました。前日までの強めの雨でヒヤヒヤしましたが、今年も例年通りの晴天に恵まれ、また事故などもなく終了できて、ほっとしています。

【テーマの設定について】
今年のテーマは「北アルプス国際芸術祭2024」としました。

この芸術祭は大町市の歴史や風土をアート作品によって可視化されるもので、街の魅力を作品を通して感じられるものとなっています(なっているようです)。ロゲイニングでは作品をゆっくり鑑賞することはできませんが、この体験を通して「大町市」をより良く見ることができるきっかけになっていたら嬉しく思います。

〇北アルプス国際芸術祭
https://shinano-omachi.jp/

【コントロール配置・配点などについて】
昨年に続いて、初心者の方にもたくさんのコントロールを回っていただけるように街中のコントロールを多めに設定しました。幸いにして、芸術祭のアートサイトも街中に集中していました。

配点としては山の配点を低めにし、街中/平地の周遊がメインになるようにしました。実際に山エリアを回避した方が大半でしたが、上位進出のために山での得点も無視できないということで熟慮されたのではないでしょうか?

すべてを回ることは難しい(無理)になるように配置・配点をしていますが、今回は【満点】がでました! 男子ソロの岡田選手に表彰式でお話をいただきましたが、平地を反時計回りに回った後に山エリアに進出し、最後のフィニッシュの北・北東エリアの3か所をゲットするというルート取りでした。

ロゲイニングでは「時計回りに進みながら、時間調整に使えるように近場を残しておいて最後にゲット!」がセオリーですが、正にセオリー通りに回ったということかと思います。岡田選手と同じように回るのは走力・体力の観点でとてもかなうものではありませんが、プランニングについてはぜひ参考にしていただければと思います。

【最後に】
常連としてご参加の皆様には支えていただいていて今年も感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。初めてご参加の方には、ぜひまたお越しいただけたら嬉しく思います。いろいろな方がご参加いただける大会として回を重ねることができ、私個人として充実感があります。

皆様方のご参加・ご協力に対して重ねて感謝申し上げます。

11月5日
OMACHIロゲイニング
プロデューサー兼コースプランナー 木村卓哉

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